ヤクルト山田哲人内野手(29)が、DeNA戦(神宮)で通算250号本塁打を放った。

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同点の6回、大貫から左翼へ2号ソロをたたき込み、史上66人目、球団では池山、バレンティンに続く3人目の大台到達。「すごくうれしいですし、これからもたくさんホームラン打ちたいと思っています」。10回には内野安打で村上のサヨナラ打をお膳立て。今季初の本拠地お立ち台で喜んだ。

キャプテン2年目。「結果を出して背中で引っ張っていきたい」と目指す主将像を掲げる。試合での投手への声掛けはもちろん、経験の浅い遊撃手・長岡にも気さくに言葉を掛ける。高津監督も「背中というよりベンチでもすごく声を出すようになりましたし、勝ちたい意欲、チームを助けたい気持ちはすごく伝わってきます」と評価する。

過去3度トリプルスリーを達成した強打者。キャプテンとしてもたくましく成長し、球史にまた1つ、確かな足跡を刻んだ。【鈴木正章】