日本ハム新庄剛志監督(50)は、短い言葉で敗戦を総括した。「ミスが多いと、こうなるね」。

【ニッカン式スコア】3日のオリックス―日本ハム戦詳細スコア

今季2度目の同一カード3連敗。歯がゆい場面が続いた。攻撃では3回1死二、三塁の場面。佐藤が放ったハーフライナーに二塁走者の万波が飛び出し、走塁死。7回には犠打失敗もあった。守備では5回に先発河野が先頭打者への四球から同点弾を浴びた。指揮官はかねて「僕、好きじゃない」と話す四球が手痛い失点につながった。

BIGBOSSの采配も、はまらなかった。7回から登板した北山が8回もマウンドに上がったが、投球練習後に宮西へスイッチした。オリックスが左の代打福田をコールしたためだったが、その後、紅林への申告敬遠なども絡んで1死二、三塁となり、吉田正の中前適時打で決勝点を献上した。届きそうで届かない白星。守り勝つ野球を掲げる指揮官は「これから、これから」と、前を向いた。

▽日本ハム北山(同点の7回に登板。京都出身の右腕は観戦した両親の前でプロ初ホールド)「恥ずかしくない姿を見せたいなと思ったので最低限は出来た」