日本ハム新庄剛志監督(50)が、先発投手陣の編成について、中4日ローテーションを理想に挙げた。

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「今年のファイターズは中4日で行かせます」と宣言。「1~5回までを、うまく打ち取れるテクニックを(身に付けて欲しい)。球数を減らして、中4日で勝ち星を増やしたら良くない? 最高だよね。年俸バーンって上がるし、技術も覚えられる」と、持論を展開した。

試合数の多いメジャーでは体への負担を減らすため、1試合100球をメドに5人の先発投手で中4日のローテーションを組むのが一般的。BIGBOSSの考えは、少し違う。「メジャーとかの問題じゃない。個人の成績を上げ、お金を稼がせる。チームにリズムを持って来てもらう方法」と、理由を明かした。

打者2巡目までをしっかり抑えるのが理想で、先発陣には「そういう体を1~2年かけてつくって欲しい」と求めた。先発の体調次第では、2番手に「3回ぐらい投げられる投手を準備して、はめていくこともあると思う」。

10日楽天戦(札幌ドーム)ではエース上沢が中4日で先発し、予定通り5回2安打無失点で降板。今後、他の先発陣についても、日程や体調を考慮しながら挑戦していく方針だ。【中島宙恵】