連敗ストップを託された先発の西勇輝投手(31)が、期待に応える好投を見せた。

6回まで毎回安打され、得点圏に再三走者を背負ったが真骨頂の粘りの投球を披露。ピンチをしのぎ続けた。4番佐藤輝明内野手(23)が6回に3号ソロ。先制点をプレゼントしてもらった。続投した7回は1死一、二塁のピンチとなったが、中日岡林を二直で併殺。会心の笑顔を見せた。この回でマウンドを降り、後続に託した。

【ニッカン式スコア】12日の中日-阪神戦詳細スコア

西勇は前回5日のDeNA戦(甲子園)で、7安打完封勝利。チームの開幕からの連敗を9で止めた。3連敗中の今回も、頼もしい右腕が見事な仕事をした。