阪神が、痛恨の逆転負けで引き分けをはさんで4連敗を喫した。先発西勇輝投手(31)が7安打されながらも7回無失点と粘ったが、2番手湯浅京己投手(22)がつかまり、逆転を許した。1勝13敗1分けで15試合を終えて借金12。これは2リーグ分立後、プロ野球最多。勝率はわずか7分1厘という屈辱の数字が並ぶ。

【ニッカン式スコア】12日の中日-阪神戦詳細スコア

矢野燿大監督(53)の試合後の一問一答は以下の通り。

-西勇は粘って仕事

「うん。らしさはね。しっかり出たと思うし。申し分ない」

-8回湯浅の選択

「まあまあ球数も増えてるしね。もう増えた中であのイニングいって途中から湯浅というよりも、頭からいった方がいいんじゃないかなということで」

-打線も組み替えた

「いや何か変わるんであればね、やっていきたいと思うし。同じようにやってなかなか変わらない状況ではあったし、まあスタメンで出てないやつもいたんで。そういうところでは出たい出たいと思っている選手を使いながら、どうなるんかなというところを見たかった」

-バントも決まり得点圏まで進めるがやはりあと1本が

「まあ、もちろん、いいところもあるし。先発ピッチャーがこうやって抑えてくれているところで、こういう試合になっているので。あとはどう1点を取るかというところもあるし、7、8、9回をどう抑えていくかという課題ももちろん残っているけど。若い投手も俺自身も使ってるんでね。今シーズンの中で成長していけるような、湯浅もやられたけど、その悔しさを晴らすチャンスは明日にもあるかもしれないので。そういう気持ちで今日の経験を次に生かしてくれる投球になったらいいんじゃないかなと思います」