楽天則本昂大投手(31)が、2軍戦に先発し、4回7安打4失点だった。1日に新型コロナウイルス陽性判定を受け、離脱。復帰登板となったが、ヤクルト吉田と丸山に本塁打を浴びた。

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試合を映像で確認した石井GM兼監督は「良くなかったね。1軍のピッチャーがファームで抑えられるとは思わない。僕も調整登板で打たれたりしてましたし。打たれる打たれないよりメカニックだったり変化球の精度をどうやって高めていくかというところの調整ができてればいいのかな」と話した。

近日中に、則本と話をし、今後の方向性を確認していく方針。「2軍の選手はそこで結果を出していかないといけないが、上の選手は自分のやりたいことができてるかどうか。準備がしっかりと整うかどうかが大事」と結果にはこだわらない。状態が整った段階で、1軍へのゴーサインを出す。

試合では、1月に右肘のクリーニング手術を受けた森原康平投手(30)が、7回に登板し、実戦復帰。1回無安打無失点と好投した。同点で迎えた8回には、先頭のオコエ瑠偉外野手(24)がレフトへ決勝のソロを放ち、勝利した。