阪神が天にも見放され4連敗となった。試合開始から降り続けていた雨が強くなり6回のDeNAの攻撃中、無死一、二塁で中断。29分の中断後にコールドゲームとなった。
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スタメン起用の熊谷敬宥内野手(26)が3回に先制犠飛、4回には代打小野寺暖外野手(24)に逆転満塁1号が飛び出したが、投手陣が踏ん張れず悔しい逆転負けとなった。
開幕から敵地12連敗。今季初めてDeNAにも3連戦3連敗で、わずか23試合消化でセ5球団すべてに3連戦3連敗を食らった。借金は16となりセ・リーグの借金を全部抱え込むこととなった。試合後の矢野燿大監督(53)はショックを隠せない表情だった。一問一答は以下の通り。
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-スタメンで起用した2人(熊谷、山本)が躍動
「しっかりしたね。なかなか頭で使ってやるというところがなかったけど、途中からいきながら、今日はスタメンやったけど、いい中身を見せてくれたので、また使いたいなっていう感じの結果と姿を見せてもらえたかなと」
-小野寺も2ストライクから満塁弾
「もちろんね、代打で打つのは簡単じゃないしね。もちろん甘い球だと思うけど、それをしっかり仕留めたっていうのも立派やし。あいつもこれが今シーズンの初ヒット。まあ、1本出たんでね。またスタメンで出るチャンスを自分でつくってほしいし、どういう形であれ、あいつも勝負がかかっているんでね。そういう気持ちでこれからもいってくれたらと思います」
-小野寺はムードメーカー的存在。打てば盛り上がったのでは
「まあまあそれは、もちろん勝ち越しのね。そういうムードも上がる1本やったんで。もちろんそうなったと」
-それだけにリードを守り切れなかったのが…
「守り切れなかったって言うか、一番、逆に言うと苦しい、勝ちの最後の6、7、8やったら、だいぶ形は決まりだしてきたけど、そこの形がまだどうしてもあれやし、馬場にもう1人もう1人というところがね、こういう結果になったんで。それは俺も受け止めなあかんし」
-雨でマウンドのぬかるみもあった
「赤土は滑るしね、投げにくいのはもちろんあるけど、そんなん言い出したら」
-この展開で勝てない歯がゆさは
「もちろん、俺も歯がゆいよ」
-打線は熊谷、山本がいい働き。3番には佐藤輝に
「何か流れが作れるようにというか、今日はダン(小野寺)の本塁打があったけど、なかなか1本、最後の点を取るところが出ないというか、打線のつながりが見えないので打順を変えたりしてるんやけど、なかなかうまくいかんね」
-普段出ていない選手の頑張りで主力選手にも刺激
「もちろんね、みんな必死でやっているし、でも中心で出ているやつらが引っ張っていくのが一番大事なことっていうのはね。スタメンで出るのはある程度、責任があるので。もちろん、引っ張ってもらわないと困るかなと思う」