阪神がともに今季最多の16安打11得点で今季2度目のカード勝ち越しを決めた。シーズン26試合を終えて5勝20敗1分け。勝率を2割に上げた。

悪天候で30分遅れでスタートした一戦。1回表からいきなり猛攻を仕掛けた。3番佐藤輝明内野手(23)のセ・リーグ最多に並ぶ6号2ランで先制。さらに6番中野拓夢内野手(25)が21年5月4日ヤクルト戦以来、約1年ぶりの1発となる1号2ランを右翼席に届かせた。

3回には中野の左前適時打などで2点を追加。7回には途中出場の小幡竜平内野手(21)にプロ初アーチとなる1号右越え2ランも飛び出した。8回には中野が中犠飛で自身プロ最多となる1試合4打点を記録。途中出場の島田海吏外野手(26)は右前適時打で今季初打点をマークした。

今季4試合目の先発マウンドに上がったジョー・ガンケル投手(30)は5回2失点で今季初勝利。投打がガッチリかみ合って大勝した。前日23日ヤクルト戦は0-1の完封負けを食らい、球団史上最速となるシーズン25試合目での20敗に到達。13.5に広がっていた首位巨人とのゲーム差を、12.5に縮めた。