立大が、逆転で東大に先勝した。

4-4で迎えた8回2死満塁、代打の柴田颯内野手(4年=札幌一)が中前適時打を放って2点を挙げ、再び勝ち越した。今季は10打数無安打と打撃不振だったが、やっと今季初安打をマーク。「ここまで打てなくて悔しい思いをしていたので、絶対打つぞという気持ちだった。少し詰まったけど、いいところに飛んでくれた。うれしかったです」と振り返った。

打撃面で悩みすぎ、部屋の香りをフルーティーなものに変えるなどして気分転換。「最近は何も考えないでバットを振るようにしていました」と明かした。「これをきっかけに、打っていければ」とチームにとっても、自身にとっても大きな1本となった。

ドラフト候補右腕の荘司康誠投手(こうせい)投手(4年=新潟明訓)は、制球に苦しむ場面もあり7回2/3を被安打6の4失点。

2番手の沖政宗投手(2年=磐城)は8回2死一、三塁のピンチから登板して追加点を許さなかった。1回1/3を無失点に抑え、リーグ戦初勝利。「いつも1戦目は荘司さんに任せきりなので、負けがつかないようにと思って腕を振りました」と話した。

名前の由来は戦国武将・伊達政宗で、仙台市出身の父が名付けた。「いい意味で名前を覚えてもらえるようにしたいです」と話した。

○…2番手の沖がリーグ戦初勝利を挙げた。先発した今秋ドラフト候補、荘司康誠投手(4年=新潟明訓)の後を受け、8回2死一、三塁で登板。追加点を与えず「いつも1戦目は荘司さんに任せきりなので、負けがつかないようにと思って腕を振った」と振り返った。名前の政宗の由来は戦国武将・伊達政宗で、仙台市出身の父が名付けた。「いい意味で名前を覚えてもらえるようにしたい」と笑顔だった。

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