日本ハムが新庄剛志監督(50)の積極采配に選手が躍動して大勝し、今季初の4連勝&同一カード3連勝を決めた。

BIGBOSSは「選手が僕の作戦にしっかり応えてくれる。この成長は、めちゃくちゃ今日、うれしかったですね。サイン出しやすかったし、なんか信頼関係というか、決めてくれるだろうと安心感がありましたね。すっげぇ楽しかったです」と、振り返った。

初回に2点を先行されたが、2回に松本剛の適時打と2死一、三塁で重盗が成功して同点に追いついた。「100%成功するだろうなという気持ちで僕が(サインを)出しているので。それに選手が応えてくれているんで。最高っすね。決まった瞬間は80回くらいガッツポーズ」と笑みを見せた。

3回は浅間の勝ち越し2点適時二塁打が飛び出した。試合前に「今日は浅間くんに期待したい」と話していた新庄監督は「100%じゃない? 」と、予言的中にご満悦。ちなみに初回に飛び出した「柳田君のホームランも当たったけどね。ハハハ。そういうところは当てなくていい」と、苦笑いで振り返った。

4回1死一、三塁では今川がセーフティースクイズを成功。さらに2死一、二塁の場面で、この日2度目の重盗が決まった後に万波の2点適時三塁打などで4回までに8得点。6回には万波の5号2ランも飛び出して今季3度目の2桁得点に乗せた。

投手陣も先発杉浦が初回の失点以降はリズムを取り戻して、5回2失点で今季2勝目。救援陣も大量リードをきっちり守った。開幕カードでは敵地で3連敗を喫したソフトバンクに、本拠地でリベンジに成功。BIGBOSSは「4連勝とか、そういうことに関しては全く、よしっていう気持ちはなく。それくらいするチームなので。これから5連勝、6連勝、7連勝、10連勝できるチームに今、つくりあげていっているし。勝ち負けはあるんですけど。そん中でも楽しく。勝ったらうれしいし、負けたら悔しいし。いい流れで来ている」と、手応えを感じていた。

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