若手の奮闘が目立った。ドラフト1位の大勢は守護神に定着し、球団のルーキー最多セーブ記録(7セーブ)をたった2カ月で大幅に更新。先発陣ではトミー・ジョン手術明けの堀田と山崎伊が先発で計3勝。平内、戸田、赤星、大勢と合わせて計6人もプロ初勝利をマークした。

野手陣では負傷離脱した主将の坂本に代わり、高卒2年目の中山が懸命にアピール。5月上旬に死球の影響で離脱した吉川は抹消11日後に復帰し、高打率を誇っている。ウォーカーとポランコの新外国人も守備面では不安を残すものの、打撃で勝利に貢献を続けている。交流戦中に坂本も復帰できる見通しだ。

不安点を挙げるなら、ここまで躍動した若手投手陣が、やや息切れ気味なところか。新外国人アンドリースらが先発の顔触れに割って入ってくれば、交流戦でも大崩れすることなく戦えるはずだ。【巨人担当=浜本卓也】

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