阪神梅野隆太郎捕手(30)が、西勇と今季初バッテリーを組み、復帰戦を勝利で飾った。右脇腹の筋挫傷から復活し、1軍昇格即「9番捕手」で先発。ポイントに挙げたのは5回裏2死二塁、打者柳田の場面で要求したカーブだった。外角に118キロが決まり見逃し三振を奪った。

「ピンと来るものがあった。西さんもカーブを待ってたって、握ってたって言っていた。勇気を持って投げられた球かな、緩い球なので」。昨年10月6日DeNA戦以来、244日ぶりのコンビ。久々にもかかわらず、「西梅バッテリー」は以心伝心で相手打線を封じた。

3回先頭では石川の速球に詰まりながらも中前にはじき返した。5月5日ヤクルト戦以来の「Hランプ」を第1打席でともした。「どんな形でもああいうふうにヒットが出ていけば気持ちも変わる。足を引っ張っている分、なんとかしたいって常に思っている」と満足はしなかった。

5月18日に出場選手登録を抹消され、同28日のウエスタン・リーグ中日戦で実戦復帰。そこから駆け足で1軍舞台に帰ってきた。「早い段階で戻れたことにトレーナーさん、2軍監督、コーチがサポートしてくれた。感謝の気持ちを持って臨みました」。思いをグラウンドで存分に表現した。【中野椋】

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