ロッテ佐々木朗希投手(20)が8回1失点の投球を見せるも、勝敗はつかなかった。

中7日での先発となった佐々木朗は、初回はDeNA打線をわずか5球で内野ゴロ3つに仕留める滑り出し。2回、先頭の牧にカーブを右翼テラス席へ運ばれ、先制点を許した。その後は緩急を交えながら、8回まで94球を投げ、マウンドを下りた。

直球の平均球速は157・8キロと出力は普段より控えめ。今季ここまであまり投げていなかったスライダーの比率が多く、新たなスタイルを見せた。

チームはDeNA京山を攻めあぐね、6回にようやく高部のバント安打、盗塁を起点に中村奨の犠飛で同点に追いついたが、佐々木朗の登板中に勝ち越すことはできなかった。

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