ヤクルトが村上宗隆内野手(22)の2打席連続本塁打などで広島を逆転で下し、今季最長の8連勝を飾った。

村上は同点の3回2死走者なし、広島先発九里の3球目、高め132キロを左中間席へ運ぶ勝ち越しの20号ソロ。“父の日弾”で昨年に続きリーグ最速で20号に到達し「早いイニングで勝ち越すことが出来て良かったです。お父さんいつもありがとう」。2年連続のリーグ一番乗りは、15、16年の山田(ヤクルト)以来となった。

さらに塩見の11号ソロでリードを2点広げた5回2死走者なしで、再び村上。同じく九里の初球、内角低めカットボールを右越えに21号ソロ。「塩見さんのホームランの流れに乗って打つことが出来ました。お父さんいつもありがとうございます」と、再び父に感謝した。

先発はリーグ最年長投手の石川雅規投手(42)。初回にいきなり2点を失ったが、その後は変化球を低めに集め、持ち味の粘り強い投球を披露。今季最長の7回を91球、7安打3失点の好投で勝利を引き寄せた。

チームは交流戦で4年ぶり2度目の優勝。全カードに勝ち越す「完全優勝」で、リーグ過去最高勝率となる7割7分8厘をマークした。リーグ戦再開後もその勢いは衰えず、最初のカードも3連勝。好調燕軍団がさらに高く舞い上がる。

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