水道橋で食べるすしは最高だぜ! ロッテ・レアードが序盤で敵を突き放す12号3ランを放った。3回2死から安田の適時打で1点を先制し、なお一、三塁。ソフトバンク大竹耕のチェンジアップを左翼席に放り込んだ。「高めに入ってきた球をうまく捉えることができたよ。東京ドーム、ダイスキ! ネタはウニッ!」。ベンチ前でお決まりのスシさばきを披露すると、ノリノリで喜んだ。

「東京ドーム、ダイスキ!」に偽りはない。これで、同球場通算24本塁打。球場別でみると、1位ZOZOマリン(50本)、2位札幌ドーム(46本)に次ぐ。両球場は日本ハム時代を含め在籍した球団の本拠地のため、本数が増えるのは当然。今季に限れば、東京ドームでの本塁打は、これで4本目となった。ZOZOマリンの3本より多い。確かに本塁打が出やすい球場ではあるが、レアードにとって大好きな球場となっている。

チームは前カードのオリックス戦を1勝2敗で負け越した。2敗はいずれも完封負け。この日の試合前、井口監督は好調なリリーフ陣に触れつつ「あとは点を早い段階で取りたい」と話した。指揮官の期待に応える主砲の1発だった。

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