阪神が9回に1点リードを守り切れず逆転サヨナラ負けで3連敗となった。3連戦3連敗となったDeNAと入れ替わり5位に転落した。9回は守護神岩崎優投手(31)がつかまった。サヨナラ負けは今季7度目。試合後の矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。

--9回、岩崎は紙一重のところでやられる形に

「いや、もうそれは仕方がない。もちろんクローザーとして出しているんだから」

--9回無死一塁から大田の左翼フェンス際の打球を、島田は何とか捕ってほしいところ

「いや、こっち(三塁ベンチ)からは見えへんもん。捕れる状況なのかどうかっていうのは俺ら見えへんから。テレビで見ていたら見えるかもしれんけど。島田だって精いっぱいやっていることやしさ。責めるっていうのは。もちろん捕れればファインプレーなんだろうけど、俺らのところからそれが今ここで判断できるような、何か言えるようなことは何もないよ。精いっぱいやったプレーだと思ってるけど」

--4点差を追いついて一時は勝ち越した

「いや、いい試合できていると思うよ。もちろん勝たないかんし、勝ち切られへんかったっていうのは課題でもあるけど。早い回に点取りたかったなっていう、初回のね、攻防のところもこっちは1点でも少なくやっぱり行きたかったし。こっちゼロっていうことは、結果的にこうなってくるとっていうのは出てくると思うし。でも全体的には3連敗しちゃったっていうことはしっかり受け止めながら前に進んで行くしかないと思うし」

--7回には佐藤輝も久しぶりの本塁打

「そうやね。久しぶりにね、輝らしい感じのバッティング出来たと思うし、場面もね、相手のセットアッパー(エスコバー)っていうところではいい本塁打だったし、ここからそういう場面で本塁打を打てたら」

--2番手のケラーが好投。役割が変わることも

「まあまあ、それはこれから見ていかなあかんところもあるし。でもね、流れの中で、あそこの中心選手のところにいくことで流れを止めるっていう。打ち取り方もだいぶ内容のレベルも上がってきているんで。そういうところはもちろん評価は上がってくるし、それはおいおい考えながらいきます」

--島田が左投手を相手に2試合連続で安打を放った

「うーん、そうやね。みんなはすぐ左対左って言うけど、左でも苦手に…。今日の東なんて左の方が打ってるから。左対左だからそれイコール左がっていうことではない。でも島田の今のレベル、立場でいえばそういうところで成績っていうか、しっかりしたものを見せてくれるのは大事なことだし。こういうところでしっかり打てることで難しいそうな左が来た時も島田でいってみようかなというところにつながると思うから。すべてが今、しっかりレギュラーをとるところの勝負の位置にいると思う。いいものは出ていると思う」

--中継ぎの登板が増えているが、ガンケルを抹消して、明日以降にこの枠は

「ちょっとわからん。先発がちょっとね、我慢しきれてないんで、暑いし、投げてきたみんなやから、よく頑張ってくれていたところからこういう時期があると思うし。打線が点を取るとか、守備でカバーするとかっていう部分も含めてやっていかないと。乗り越えることは必要かなと思う」

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