阪神北條史也内野手(27)が2回に逆転の今季1号2ランを放った。7番一塁で今季6度目のスタメン。一塁は昨年も守ったが、先発ではプロ初。1点を追う2回1死二塁。1ボール2ストライクから中日先発左腕上田の内角高め140キロ直球をうまく振り抜くと、打球は左翼ポール際へ飛び込んだ。一塁を回って、北條はガッツポーズ。「久しぶりのスタメン起用なので、試合前から絶対に爪痕を残してやろうと思っていました。つないでチャンスをつくってくれた先輩方に感謝です」と球団を通じコメントした。7月7日広島戦(甲子園)以来8日ぶりのスタメン、今季34打席目で、プロ10年目の1号が飛び出した。

甲子園のビジョンでは打球速度152キロ、打球角度34度、飛距離110メートルと表示。大山、マルテが離脱中の中、北條が少ないチャンスで、その存在感を大きくアピールした。

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