日本ハムが球団史上初の不名誉は阻止した。9回、シーズン2度目の無安打無得点までアウト1つというところで、代打の佐藤が中前打。新庄監督から“ペッパー師匠”の異名を授かった背番号49が、ボスの教えを体現した。

この日、佐藤とともに1軍に合流した木田監督代行は「ずっと鎌ケ谷で一緒にやっていて、最近バットが振れていた。最後、打ってくれるんじゃないかと」。4連敗も、辛うじて屈辱は免れた。

▽先発の根本は5回3安打2失点で2敗目。3回1死一塁で、打席に4番吉田正を迎え、カウント1-1から外角低めのスライダーを右中間席へ放り込まれた。「前の打席で(スライダーを)空振りしていたので、もう1回、スライダーでいっても大丈夫かなと思ったんですけど…。やっぱり、あっちが上手でした」と、痛恨の1球を悔やんだ。

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