ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、ほえた!! 2点を追う6回1死一、二塁で45号逆転3ランを放った。逆転のチャンスに初球豪快な空振り。この試合、執拗(しつよう)な内角攻めを受けていた。2球目。わずかに中に入った153キロ高めの直球を見逃さず、右翼席上段へ運んだ。

「打ったのはストレート。みんながつないでくれたので、なんとかしたかった。厳しいコースでしたが、うまく反応してシッカリ押し込むことが出来ました」

バットを投げ、ベンチを指を差し、さけんでチームを鼓舞。この1発で、500試合先発登板の石川雅規投手(42)の黒星を消し去った。