“村神様”のパワーにのまれた。DeNAが、ヤクルト村上宗隆に3試合連続本塁打を浴び、同一カード3連敗。ゲーム差を7に広げられた。今カードは村上に11打数9安打9打点、計4発と痛打され、初戦の6回に大貫が浴びた決勝3ランから14打席連続出塁を許した。三浦監督は「悔しいですね。この3連戦やられましたね」と唇をかんだ。

痛すぎる1発だった。同点に追いついた直後の7回無死。エスコバーがフルカウントから154キロ直球を右中間席に運ばれた。三浦監督は「エスコバーで勝負にいって、打たれたので監督の責任」と背負った。村上には2、3、5回いずれも勝負にいきながら、3打席連続四球。9回には守護神山崎が中前打を浴び、9打数連続安打とされた。

今月は8連勝を飾るなど、最大17・5差あった首位ヤクルトとの差を一時は4まで縮めたが、本拠地横浜スタジアムで、相手4番の猛打にはね返された。三浦監督は「痛い、悔しい3連敗ですけど、これをしっかり受け止めて。まだゲームセットじゃないですから。シーズンは残っていますし、心を1つにして、もう1回反撃を。巻き返せるようにやるしかないです」と誓った。【久保賢吾】

▽DeNA京山(5回途中4失点)「粘ることができず、失点を重ねてしまいました。連敗の中で投げきることができず、悔しいです」