DeNA三浦大輔監督(48)は、手術を決断した三嶋一輝投手(32)の気持ちを推し量った。30日に東京都内の病院で「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化切除術」を行ったことを発表。今季絶望で、来季中の復帰を目指すことになった。同監督は症状発覚から経緯をふりかえり「本人も手術するまで、相当悩んで、トレーナーとかドクターと話をしながら考えて考えて出した結論。まずはそこを治すことに集中してもらいたいと思う」と、胸中をくみ取った。

同骨化症は国から難病指定されている疾患で、14年に楽天などで監督を務めた星野仙一氏が診断を受けるなど、野球選手でもたびたび疾患している。三嶋は球団を通じ「悩みに悩んだ結果、手術することを決断いたしました。自分を信じて、前を向いて、前よりももっと強くなって帰ってきます!」とコメント。それを受け、同監督は「本人も決断したからには、コメントにもあったように、よりまた強くなって戻ってくるという強い意志を持って、手術に臨みましたから、帰ってくるのを待つだけです」と、復帰を願った。