今秋ドラフト1位候補の二刀流、日体大・矢沢宏太投手(4年=藤嶺藤沢)が筑波大戦に「3番指名打者」で出場。視察した9球団18人のスカウトを前に、3打数1安打1打点と結果を残した。

0-1の1回無死一、二塁。逆方向の左翼線へ同点適時二塁打を放った。矢沢は「流す気持ちで打席に。スライダーが来るとイメージして、その通りに逆方向に捉えられた」と好感触。チームは9回に押し出しでサヨナラを決め、1勝1敗のタイに持ち込んだ。5日の第3戦に向け、古城隆利監督(53)は「矢沢でいきます」と先発投手起用を明言。勝ち点奪取へ、中1日での登板に臨む。