2位DeNAのエース今永昇太投手(29)が、自己ワーストとなる1試合4被本塁打で5点を失い、7月23日阪神戦(甲子園)以来の黒星となる4敗目を喫した。残り13試合となったチームにとっても痛い敗戦。台風14号の接近に伴って阪神戦(甲子園)が中止となった首位ヤクルトとのゲーム差が「7」に広がり、優勝マジックも1つ減らして「6」としてしまった。

今永は1点リードの2回に中田の同点23号ソロと大城の勝ち越し13号2ランを浴びて逆転を許すと、4回にはポランコに23号ソロを献上。さらに6回には丸に27号ソロを浴びて、プロ7年目、通算134度目の先発で初めて1試合で4本塁打を打たれた。6回までの被安打は5本だったが、失点につながった手痛い4発を食らって失点を重ね、マウンド上では何度も首をひねりながら、表情をゆがませた。

今永の1試合3被本塁打は通算7度あるが、そのうち最も多いのが巨人戦で4度。直近では昨年8月22日巨人戦(東京ドーム)で丸とウィーラー、そして日本ハムから移籍初戦だった中田に本塁打を許して以来の本塁打攻勢を浴び、自身の連勝も「6」で止まった。

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