プロ野球の斉藤惇コミッショナーは20日、中日立浪和義監督(53)に対する制裁として、厳重注意を科したと発表した。17日のヤクルト23回戦(バンテリンドーム)において、球審への選手交代の通告を怠ったため。

12回裏2死一、二塁で、中日阿部の中前打により一塁走者が三塁に進塁した三塁でのタッグプレーの判定がリプレー検証となった。リプレー検証後に試合が再開されたが、一塁走者が阿部から石垣に交代している事に気が付かず、次打者ビシエドの四球で一塁走者が二塁に進塁した際に、敷田二塁塁審が交代に気付いた。だがスコアボードの変更がないため、深谷球審にその旨を伝え、場内放送とスコアボードの変更を確認し試合を再開した。