ロッテが最下位の日本ハムに大敗し、19年以来3年ぶりのシーズン負け越しとBクラス(4位以下)が決定し、クライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅した。先発した佐藤奨が3回8失点でKO。2番手の広畑も3回1/3を6失点と乱れた。打線もアンダースローの鈴木を打ち崩せず、救援陣にも抑えられて完封負け。試合後の井口資仁監督(47)の主な一問一答は以下の通り。

 

-序盤から厳しい展開となった

井口監督 そうですね。今日は若いバッテリー(佐藤奨-松川)が、いい経験したと思います。

-先発した佐藤奨は制球に苦しんだ?

井口監督 (制球に)苦しんだのもそうですけど、簡単に初球(ストライク)を取りにいってホームランを打たれたりというのが、ここ最近、続いていますから。そういうところも用心して、しっかりいかなくちゃいけないと思います。まあまあ本当にね、バッテリーで、特に(松川)虎生なんて、いい経験をしているんじゃないかなとは思うんですけど。

-シーズン終盤で石川やロメロが離脱して若手にとってはチャンスだったが、なかなかうまくいかない

井口監督 こういう終盤で、必死なところでアピールのチャンスではありますけど、そう簡単に抑えられるものでもないと思います。こうやって打たれたのも、いい経験に変えてくれたらいいかなと思います。

-CS進出の可能性が消滅した

井口監督 前半、勝てるゲームもなかなか勝てなかったり、オールスター以降はコロナもあったりして、チームとして編成上うまくいかなかったところもあったと思う。後半は若手がだいぶ出始めてきてくれたのは収穫だと思う。何とか残り3試合、しっかりとやっていこうと思います。

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