阪神原口文仁内野手(30)が、値千金の勝ち越しタイムリーを放った。「5番一塁」で出場。1-1同点の8回2死二塁。フルカウントからの8球目、ヤクルト清水のカーブを引っ張った。打球は三遊間を破って左前へ。二塁走者の島田が生還し、貴重な1点をたたき出した。

「先頭の(糸原)健斗が粘っていい出塁をしてくれて、近本も(犠打で)送って。いい打線の流れだったので、そこで1本、集中して打ててよかったです」

これで5試合連続安打となり、3試合連続打点をマーク。9月は37打数15安打、打率4割5厘の8打点。逆転クライマックスシリーズ進出へ、終盤戦で持ち前の勝負強さを発揮している。

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