2年目のヤクルト赤羽由紘内野手(22)がプロ初安打を放った。

1番中堅で先発出場。先頭で迎えた4回の第2打席、フルカウントから、阪神伊藤将の内角低めへの変化球を右前に運んだ。

赤羽は「2年間でしたが、本当に内川さんにお世話になったので、少しでもいいところを見せたかった! 1本打ててよかったです」と、この日引退会見を開いたベテランへの感謝を込めた。

21年育成ドラフト2位で入団し、今年7月のフレッシュオールスターでサヨナラ本塁打を放った。高津監督は「育成からチャンスをつかんで、フレッシュオールスターでチャンスをつかんで、こうして1軍の舞台でヒットを打ったわけですから。そのチャンスを、どんどん生かしてほしいなあと思います。まだスタートラインに立ったばかりですけど。今後また楽しみだと思ってます」とコメント。

赤羽はこの日、2回の中堅守備でも左中間に抜けそうな当たりをダイビングキャッチする好プレーを見せた。

【関連記事】ヤクルトニュース一覧