日本ハム近藤健介外野手(29)が札幌ドーム最終戦セレモニーで選手会長としてチームを代表してあいさつした。

全文は以下の通り。

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近藤 ファンは宝物。このスローガンを胸に今季戦ってまいりました。結果は最下位に沈んでしまいましたが、チームは確実に前進していると思います。今年も続いたコロナ禍ではありましたが、数多くのファンの方々に球場に足を運んでいただき、ここ数年薄れていた、見られているという意識を再確認し、みなさまに恥ないプレーをと今日まで来ました。札幌ドーム最終年、この場所でファイターズは数々の名場面を生み、世界に誇れる先輩後輩がプレーしてきました。ここ数年は悔しいシーズンを過ごしてきましたが、エスコンフィールド北海道で新たな歴史をつくれるのはここにいる選手1人1人です。必ずみなさまと喜びを分かち合えるよう、よりいっそう自覚と責任を持ち、来年に向かっていきたいと思います。

最後になりますが、北海道日本ハムファイターズファンのみなさん、今季もたくさんのご声援本当にありがとうございました。そして札幌ドーム関係者のみなさん、19年間にわたりファイターズを支えていただき本当にありがとうございました。札幌ドームに育てていただいた感謝を胸に来年以降も戦いたいと思います。札幌ドーム通算624勝(オープン戦、ポストシーズン含む)。この数字を胸に恩返しできるよう、北海道一体感を持って、戦っていきましょう。ありがとう札幌ドーム。

 

近藤のFA権行使を心配し、残留を願うファンからの拍手が起こっていた。

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