元阪神で独立リーグ四国IL・愛媛の伊藤隼太外野手(33)が今季限りで現役を引退することが29日、分かった。

伊藤は11年ドラフト1位で慶大から阪神に入団。1年目から開幕戦にスタメン出場するなど将来の主軸として期待された。ただ、度重なるケガにも悩まされ、20年オフに戦力外通告を受けて退団。21年からは兼任コーチとして愛媛でプレーしていたが、昨年10月には右肩を手術していた。

伊藤は「NPBに戻ることを目標に頑張ってきたので、それを達成できなかったのはやり切れない思いですが、体も限界だった。今はすっきりしています」と語った。今後は未定。