西武辻監督が異例の1週間前にCSの先発ローテーションを公言した。

3位確定から一夜明けた9月30日、全体練習で調整。明暗分けた同28日楽天との直接対決で、快投した今井の名前を出し「けがもあったけど、最後にああいうピッチングをした。(高橋)光成もいいし。まず2つはバッチリ。普通に力を出してくれれば勝負になる。最初はあの2人でいく」と、8日の第1戦を高橋、翌日の第2戦を今井で勝負に出る。

挑戦者として臨む覚悟が、公言につながった。同監督就任後、17年から3年連続CS出場では2位1度、1位2度。3年ぶりの舞台は、初めて3位での戦いになる。「優勝したときと違って肩の力を抜いてできる。負け元(負けて元々)だから。なかったと思えばなんてことはない」。練習前の円陣でも、全選手に「失うものはない。すべてが挑戦者」と呼び掛けた。大胆不敵に下克上を狙う。

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