11月に東京ドームや札幌ドームで行われる侍ジャパン強化試合の代表メンバーに、阪神から佐藤輝明内野手(23)、中野拓夢内野手(26)、近本光司外野手(27)、湯浅京己投手(23)の4選手が強化試合での代表入りが内定した。佐藤輝と近本は中止となった3月の台湾戦でも、メンバー入りしていた。全員がプロでは初めて日の丸を背負うこととなる。

攻撃陣について、栗山監督は「どういう組み合わせが一番勝ちやすいか」のシミュレーションを重ねている。30盗塁の近本、22盗塁の中野の俊足コンビや長打力が魅力の佐藤輝をどう起用するかを試す場となる。9月12日の中日戦を栗山監督が視察した時に、調子が上がらない中、適時打を放った佐藤輝について「苦しみながらも何とかチームのために結果を出す姿はすばらしい」と、チームの勝利を最優先とする打撃を評価した。

ここまで44ホールドポイントを挙げる湯浅については、7月に視察した際に「強いボールを持っていないと、アメリカの選手と勝負にならない」と力強い投球を高評価している。

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