巨人戸郷翔征投手(22)が5回3安打1失点7奪三振で降板した。リーグトップの阪神青柳に並ぶ13勝目はならず、念願だった最多勝のタイトルは絶望的となった。

CS争いへ1試合も負けられない状況で迎えた1回、2者連続三振の立ち上がりも2死からDeNA佐野に150キロ直球を右中間まで運ばれた。今季3被弾目で先制を許した。

制球が定まらない場面も増えるが、98球の粘投で最少失点に留めた。戸郷は「チームに良い流れをもたらしたかったけれど、申し訳ない」と振り返った。奪三振数は7奪三振を積み上げ、リーグトップの154に伸ばした。

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