■原政権下初の屈辱

巨人の4位が決まった。DeNAの前に今季11度目の完封負けで、1試合を残し、CS進出の可能性が完全消滅した。Bクラスに沈むのは17年以来。原辰徳監督の政権下でCS進出を逃すのは初となった。

■最多賞争いから脱落

先発戸郷は1回2死からDeNA佐野にソロを浴びた。味方の援護なく5回3安打1失点で降板。阪神青柳の13勝に届かず、最多勝のタイトル争いからも脱落した。

■絶体絶命で守護神大勢

1点を追う8回に3番手高梨が2連打と死球で無死満塁のピンチを招いた。原監督は守護神大勢をコール。大勢は代打藤田を直球3球で空振り三振、楠本をフォークで空振り三振、嶺井もフォークで空振り三振。脅威の3者連続空振り三振で無失点で切り抜けた。

■勝率5割を届かず借金4

レギュラーシーズン残り2試合として臨んだ。CS進出には2連勝が必須条件だったが、重たい1点がのしかかり敗戦した。4回1死二塁のチャンスは丸が一ゴロ、中田が中飛に倒れた。7回は2死から一、二塁とするも、ウォーカーが中飛。最後まで1点が遠かった。今季は142試合を終え、67勝72敗3分けで借金4。

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