今季限りで引退を表明している西武内海哲也投手(40)が15年間を過ごした古巣・ジャイアンツ球場でのラスト登板を涙で終えた。

5回2死二塁から4番手として登板。名前がコールされると、今季初めてチケットが完売し、2400人超が集まったスタンドから温かい拍手が降り注いだ。代打石川に対し、全球直球勝負。最後は137キロ直球で見逃し三振で締めくくった。

チームメートと抱き合って目には涙。西武の西口2軍監督、巨人の二岡2軍監督からは花束を手渡された。さらにラスト登板を見守った両軍の選手たちがホームベース上に集まり、5度の胴上げ。プロ生活19年間を過ごした西武、巨人のファンの前で、有終の美を飾った。

【関連記事】西武ニュース一覧