前日1日の敗戦で5年ぶりのBクラス&4位決定でCS進出を逃した巨人が、今季最終戦を勝利で飾った。これで全日程を68勝72敗3分けで終えた。

■初回に12球で先制

今季ラストゲームで、鮮やかな先制攻撃を決めた。1回1死、左翼フェンス直撃の二塁打を放った吉川尚輝内野手を二塁に置き、丸佳浩外野手が右前に先制適時打をマーク。3回には2番手ロメロの乱調につけこんで2点を追加した。

■菅野が2年ぶりの大台2ケタに到達

先発菅野智之投手は粘りの投球を見せた。2回1死満塁のピンチを背負ったが本塁は踏ませない。3回以降も毎回安打を許したが要所を締め、5回69球、7安打無失点。救援陣がリードを守り切り、今季10勝目をマークした。

■ルーキー新守護神が日本タイ記録更新でフィニッシュ

9回には1年目ながら守護神として君臨した大勢投手が登場。2試合連続の登板で、15年山崎(DeNA)、21年栗林(広島)に並ぶ、新人歴代最多の37セーブをマークした。

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