広島が球団ワースト記録を18更新する26盗塁で22年シーズンを終えた。これまでは52年、66年に記録した44盗塁が球団史上最少だったが、大きく更新してしまった。

また同数字は2リーグ分立後のプロ野球においても04年巨人の25盗塁に次いでワースト2位の数字となった。

■森浦、リーグタイ記録10連投も6敗目

試合は先発森翔平投手(24)が5回無失点と好投したが打線の援護がなかった。

両軍無得点の6回からは継投。森浦大輔投手(24)がセ・リーグ記録に並ぶ10試合連続登板でマウンドに上がった。だが、先頭の大島洋平外野手(36)に左前打を浴び、犠打で1死二塁とされ、ダヤン・ビシエド内野手(33)に左翼線適時二塁打を許し、降板した。結果的にこの1点が勝敗を分け、森浦は6敗目を喫した。

■本拠地6連敗でマツダスタジアム500勝逃す

これがシーズン最終戦。順位は5位で確定していたが本拠地には2万8009人の観客が詰めかけた。143試合目を勝利で飾れず、本拠地6連敗。マツダスタジアム通算500勝に王手をかけていたが、メモリアルは23年に持ち越しとなった。

22年シーズンは143試合66勝74敗3分けだった。

◆広島選手別盗塁数

7盗塁 野間峻祥

4盗塁 曽根海成

2盗塁 長野久義、菊池涼介、上本崇司、西川龍馬、坂倉将吾、小園海斗、羽月隆太郎、

1盗塁 堂林翔太

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