「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が20日、都内で開催された。

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来年は日本ハム清宮幸太郎(早実)の人気に沸いた2017年以来、高校生スラッガーの存在に注目が集まりそうだ。すでに高校通算90本以上のホームランを放っている佐々木麟太郎(花巻東・一塁手)がその中心人物。佐々木麟が脚光を浴びると同じスラッガータイプの真鍋慧(広陵・一塁手)、佐倉侠史朗(九州国際大付・一塁手)に光が当たるところも清宮のときと同じ。清宮の外れ1位から出発して、今季セ・リーグの3冠王に輝いたヤクルト村上宗隆(九州学院)の再来はこの中から生まれるだろうか。

ピッチャーは東都大学勢に本格派がそろう。右腕の常広羽也斗(青学大)、下村海翔(青学大)、西舘勇陽(中大)、大栄陽斗(中大)、左腕の武内夏暉(国学院大)、細野晴希(東洋大)と多士済々な顔ぶれで、東海以西にも松本凌人、岩井俊介(ともに名城大)、上田大河(大商大)がいて、高校生では前田悠伍(大阪桐蔭)、東松快征(享栄)の本格派左腕にも注目が集まる。(ベースボールライター)