「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が20日、都内で開催される。事前に1位を公表した球団は9球団にのぼり、逆指名が撤廃された07年以降で最多となった。指名を公表した中で競合している選手はゼロ。先手必勝で一本釣りとなるのか、手の内を隠している球団が参戦してクジ引きとなるのか。2位以降の指名にも各球団の思惑が表れそう。毎年ドラマが生まれる運命の1日が始まる。

    ◇    ◇    ◇

昨年は育成選手が51人も指名され、05年に始まった育成ドラフトで史上最多人数となった。最近の育成選手指名人数は18年21人→19年33人→20年49人→21年51人と年々増加しており、今年はさらに更新するか。ソフトバンクが昨年指名した14人は、1球団の育成指名人数で最多。同一年に育成選手を10人以上指名したのは、他に20年巨人(12人)の例がある。

【一覧】高松商・浅野翔吾、大阪桐蔭・松尾汐恩ら計154人が提出/高校生プロ志望届

【一覧】日体大・矢沢宏太、早大・蛭間拓哉ら187人が提出/大学生プロ志望届