キャプテンが一振りで捉えた。ヤクルト山田哲人内野手(30)が好投を続けていたオリックス宮城から先制3ランを決めた。
両軍無得点の5回2死一、二塁、2球目の内角147キロ直球をさばいた。大きな放物線を描き、左翼席へ運んだ。ゆっくりとダイヤモンドを1周。ベンチに戻ると大はしゃぎする村上らチームメートとハイタッチした。「迷わずにしっかりと振りにいきました。高橋が頑張っているので先に点をとりたかったです。先制できて良かったです」と振り返った。
3回2死の第2打席では、本塁打を放った球と同じ内角147キロ直球を強振。詰まりながらもボテボテのゴロに全力疾走し、セカンドへの内野安打。これが今シリーズ12打席目での初安打だった。
山田は2戦目までで9打数無安打、5三振と苦しみ、この試合から「1番二塁」に打順が変更されていた。
【第1戦】
◆第1打席=空振り三振
◆第2打席=空振り三振
◆第3打席=空振り三振
◆第4打席=空振り三振
【第2戦】
◆第1打席=四球
◆第2打席=空振り三振
◆第3打席=遊ゴロ併殺打
◆第4打席=三邪飛
◆第5打席=中飛
◆第6打席=一邪飛