ロッテに育成ドラフト3位で指名された富士宮東・勝又琉偉(るい)内野手(18)が28日、富士宮市内の同校で指名あいさつを受けた。

榎康弘スカウト部長、小林敦担当スカウトが訪問。吉井理人監督のサインが入ったボールや色紙などを贈られ「ロッテでプレーしたいという気持ちが強くなった」と目を輝かせた。

188センチの長身に加え、50メートル5秒8の足も兼ね備えた遊撃手。榎スカウト部長は「走攻守3拍子そろってバランスも良く、スケールの大きい大型野手。まずはプロで戦える体をつくって、全てにおいて球界を代表するような選手になってほしい」と期待。勝又も「2000本安打を打ちたい」と大きな夢を掲げた。

現在行われている日本シリーズでは、駿河総合高出身で同じ遊撃手のオリックス紅林弘太郎(20)が活躍中。勝又は「3年目で活躍していて『すごいな』と思う。そこを超えられる選手になっていきたい」と決意を語った。【前田和哉】

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