2勝2敗1分けの五分で、勝てば日本一へ王手がかかる一戦。オリックスが杉本裕太郎外野手(31)の適時打で先手を取った。

6回2死一、二塁。5番杉本は2ボール1ストライクからヤクルト小川の真っすぐを右前へと運んだ。二塁走者が生還し、杉本はガッツポーズ。均衡を破る一打で、オリックスに先制点をもたらした。

直前には4番吉田正尚外野手(29)が申告敬遠で5番杉本との勝負を選んでいた。「(山崎)福也が頑張って投げてくれていたので、何とか先制点を、と思っていましたし、あの場面、自分で勝負してくると思っていたので、なんとか打ててよかったです!」と振り返った。

杉本は第1戦こそ無安打に終わったが、第2戦以降は安打を記録。この安打で5試合連続安打とした。

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