中日ドラフト6位の亜大・田中幹也内野手(21)が10月31日、都内の同大学で指名あいさつを受けた。50メートル5秒9の俊足遊撃手で、東都大学リーグでは今春に1試合最多記録の6盗塁を決めるなど、通算48盗塁をマーク。大学の先輩、赤星憲広氏(46)の同45盗塁を抜いており、「赤星さんの大学1部での記録は抜けたのでプロでも抜きたい。1回でいいから60は超えてみたい」と、同氏のシーズン最多64盗塁(04年)を目標に設定。松永スカウトも「将来的に盗塁王になれる」と期待は大きい。
常人離れした足の速さは「ずっと前から」と話す。地元の神奈川・愛川町では、小学6年時に100メートル13秒0の当時大会タイ記録で優勝。中学時代には陸上部から誘われたこともある。
目標は亜大の先輩で中日などで活躍した井端弘和氏(47=U12日本代表監督)。荒木雅博氏(45=中日内野守備走塁コーチ)と二遊間を組んだ「アライバ」のプレーは、2学年上の矢野雅哉内野手(23=広島)とマネしていたという。
大学3年時に国指定の難病「潰瘍性大腸炎」を患ったが完治。開幕までに体重を7キロ増やし、75キロにすることが目標で「体作りをしっかりして、1軍に居続けたい」と、井端2世になることを誓った。令和のスピードスターがバンテリンドームを駆け回る。【星夏穂】



