2大会ぶりに日本選手権に出場したJR西日本(中国)は初戦で敗れた。

先発の最速151キロ右腕・石黒佑弥投手(21=星城)は初回から連続長打を浴びるなど4失点。2回も失策が絡むなど1死しか取れず、1回1/3を投げて7失点で降板した。この日は最速150キロを計測し、「真っすぐの調子は悪くなかった。真っすぐに頼り切ったところがあった」と反省の表情を浮かべた。

石黒は今秋ドラフトで指名を待ったが指名はかなわず。「かかればいいなと思っていたので、ショックはショックだった」と正直な気持ちを語った。

今秋ドラフトでは、東芝の吉村貢司投手(24=国学院大)がヤクルトから1位で指名されるなど、社会人からの上位指名も複数球団出た。石黒は「来年は確実に上位でかかるような選手になりたい。ピッチングの技術や変化球、真っすぐの威力も全体的にレベルアップをしないといけない」と成長を誓った。