来季復活を期す阪神高山俊外野手が岡田監督から直接指導を受けた。ティー打撃時に身ぶり手ぶりで軸足の動きを指摘された。岡田監督は「(打った時に)ズレるんよな。上半身の方が強すぎるんかな。はっきり言って、1足分くらいズレるもんな。軸が」と説明した。

速い球に対して強く振ろうと体ごとぶつかっていく時に、左足も一緒に前へと動くため、軸足をグッと蹴る力が使えない。フリー打撃後の室内でのマシン打撃でも、軸足が動かないように注意しながら打つように指導された。

16年新人王の高山は今季、右膝膝蓋(しつがい)骨の骨折もあり、わずか38試合出場で打率1割8分9厘と数字を残せなかった。岡田監督もキャンプ初日の2日に「(8年目の来季は)最後のシーズンぐらいの気持ちでやると思うし、よみがえってくれれば当然1軍の戦力」と期待を寄せている。金言を大きなきっかけとする。

【関連記事】阪神ニュース一覧