阪神伊藤将司投手(26)が8日、高知・安芸の秋季キャンプで、岡田彰布監督(64)の前で初めてブルペン入りした。

浜地とともに休息組のメンバーだったが、この日は個別練習をのぞき、初めてプルペン入り。岡田監督が視察する中、梅野隆太郎捕手(31)が球を受け、直球を約50球投じた。その後は梅野と数分間会話を交わしていた。

左腕は7日の個別練習の時間でブルペンに入り、30球の直球を投げ込んでいた。また、この期間中は三振を取れる直球を磨くことをテーマに挙げている。

○…高寺が間近で見る小幡のプレーから勉強を重ねている。早出特守や、全体練習後の個別練習などで、遊撃レギュラー候補の小幡とペアを組み練習することが多い。「一緒に受けていて、グラブさばきなどレベルが違う。うまい。自分は本当に下手くそ。ちょっとでもうまくなれるように見て盗みたい」。誰より近くで技を見られるメリットをフル活用する。

○…四国IL・高知出身の石井が恩師に成長した姿を見せた。ダイエー、阪神などで活躍した高知の吉田豊彦監督(56)が来場。プロ入り後、初めてブルペン投球を披露した。岡田監督からも期待が大きい来季3年目右腕は「独立の時よりはフォームも良くなっていると思いますし、技術面も良くなっていると思う。久しぶりに見てもらえて良かった」と笑顔だった。

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