広島が21日、若手中心の日南秋季キャンプを打ち上げた。就任後初のキャンプを終えた新井貴浩監督(45)は「100点満点でしょう。練習もしっかりできましたし、元気良く、明るく、厳しく、100%のキャンプだったと思います」とうなずいた。新井監督の一問一答は以下の通り

 

-キャンプを打ち上げた

「すごく充実したキャンプでしたね。選手にも言ったんですけど、やっぱりっていうふうに感じたと。まだまだ楽しみな選手ばかりだったと伝えました」

-点数をつけると

「100点満点でしょう。練習もしっかりできましたし、元気よく明るく厳しく、100%のキャンプだったと思います」

-キャンプで特に目に留まった選手を1、2人挙げてください

「それは不可能ですね(笑い)。全員、楽しみな選手ばかりなので。実戦は少し多めに入れましたけど、私は結果だけを見ていないので。結果がいいから良かったとか、結果が良くなかったからどうとかという見方をしていないので。全員いいものを出してくれたなと思います」

-メリハリをつけた秋キャンプから、競争となる春キャンプはどのような雰囲気づくりを

「やってみないと分からないですね。だけど、基本的なものは変わらないと思います。春、キャンプに入って、オープン戦の序盤、中盤、終盤でも違いますし、開幕が近づくにつれて意識しなくてもピリッとした空気になってくると思います。なので、ありのままにやっていきたいなと。つくるのではなしに」

-来春キャンプメンバーの振り分けの指標は

「そこも選手に伝えましたけど、1軍キャンプだから、2軍キャンプだからというのは枠的なものもある。2軍スタートになったからといって、悲観することは何もないよと伝えました。シャッフルと言いますか、見たい選手、チャンスを与える選手にいろいろ動きを出していこうかなと思っています。キャンプ中に限らず、オープン戦、シーズンに入っても、自分はそう思っているよと。キャンプだけが競争じゃない。来春に入っても、オープン戦に入っても、シーズンに入っても、ずっと競争、自分は見ているよということを伝えました」

-今キャンプはジャージー姿。ファンは背番号25のユニホーム姿を楽しみにしている

「私もユニホームを着たかったんですけど、契約の方もありまして。仕事がモデルとかもやっていましたので。そこらへんの契約もあったので。皆さん、なんでそんなに笑っているんですか(笑い)」

-指導法も変化が見られた。監督とコーチ陣の意思統一が感じられた

「コーチ陣がしっかりとコミュニケーションをとって、意思の疎通ができていないと選手に伝わらない。そういう意味でも、今キャンプは良かった。選手だけじゃなし、コーチたちの中でもしっかりコミュニケーションとって、いろんな話がたくさんできて、意思の疎通ができているというのは、すごくいいキャンプだった。2月のキャンプに入って、オープン戦になって、シーズンに入っても、そこをしっかりしていかないと。スタッフがしっかりまとまっていないと、選手にまとまっていこうというのは違うし、本末転倒。選手に言うんだったら、コーチがより一丸となってやらないといけないと思っている」

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