ソフトバンク野村勇内野手(26)が9日、福岡市内でトークショーに参加し、小学生時代の意外な一面を明かした。

今でこそ「ギャルピース」をモチーフにした「イサミちゃんピース」を披露するなどムードメーカー的な存在だが「小学校に入りたての時は学校が大嫌いでした。家を出たくなくて、でも(親に)家を出されて。泣きながら学校に行くフリをしてUターンして家に帰ってました」と、わがままエピソードを暴露。「勉強が嫌いだったんですよ。当時は友達もいなくて楽しいと思えなくて。昔はインドアでした」。

転機は兵庫・垂水ファイターズで野球を始めた小2の時だった。「野球を始めてからはすごく楽しくなって、学校に行けるようになりました。野球に救われました」と回顧した。

質問コーナーでは女性ファンから「どうすれば野球選手と結婚できますか?」と、ド直球の質問にたじたじ。「そう、ですね(笑)とりあえず、自分磨きですね。あとは球場のベンチの上でアピールとか(笑)。球場の周辺にいれば会えると思いますし、チャンスはあるんじゃないかなと思います」と照れ笑いを浮かべていた。野村勇は21年3月に結婚し、同年9月には長女・珠亜(みあ)ちゃんが生まれている。

プロ1年目は97試合に出場し、打率2割3分9厘、10本塁打、25打点と上々の成績で終えた。「一瞬で過ぎ去った1年でした。少しは自分の力が通用するなと思えたので、来年もさらに頑張ります」と意気込んだ。

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