ソフトバンクは12日、日本ハムから海外フリーエージェント(FA)権を行使した近藤健介外野手(29)を獲得すると発表した。出来高込みで推定6年総額35億円超で合意した模様。オンライン取材に応じた三笠杉彦取締役GM(48)は「我々はパワーのある選手もスピードのある選手もいるが、彼は出塁率が高くて、大事な場面でしつこい打撃をしてランナーを返してくれるアベレージヒッター。相手にとって嫌な破壊力のある打線になる」と語った。
宣言残留を認めていた日本ハムを含め、西武、ロッテ、オリックスとの大争奪戦を制した。交渉解禁日に藤本監督が電話でラブコールを送り、2度目の交渉では親交の深い長谷川打撃コーチが直接出馬した。「藤本監督も長谷川コーチも球団フロントも首脳陣もみんな来てほしいという熱意が伝わった。当然、他球団も同じ熱意を伝えていたと思うが、我々の熱意を伝えられたのかなと」と、“勝因”を挙げた。
前日11日には、育成出身の千賀滉大投手(29)が大リーグのメッツと契約合意した。「育成のホークス」が翌日に大型補強。同GMは「ホークスの方針は、従前から『育成か補強』ではなく、『育成も補強もやる』という方針。目指せ世界一というスローガンがあって、メジャーチームも育成をしながら大型補強をしている。世界一を目指すチームという観点で、補強も育成もどちらもやっていく」と言い切った。



