3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた侍ジャパンの最終メンバーが26日に発表され、阪神からは湯浅京己投手(23)、中野拓夢内野手(26)の2選手が選出された。

兵庫・西宮市内の球団事務所で会見に臨んだ湯浅は「大変光栄ですし、ジャパンの一員としてWBCに出場させていただけることにしっかり感謝と覚悟を持って臨みたいと思います」と抱負を語った。侍ジャパンの栗山監督からは昨年12月に内定の連絡があったことを明かし、「世界一になるために力をかしてくれないか」と声をかけられたという。

背番号は球団レジェンドOBの藤川球児氏(42=球団本部付スペシャルアシスタント)が阪神、日本代表でも背負った「22」に決定。いくつか候補があった中で自ら選択したといい、「過去のWBCで球児さんがつけていらっしゃった。やっぱりリリーフやってるからには追いつき、超えていかなければならない背中だと思っているので、そこで自分の覚悟の意味を含めて22番を選ばせていただきました」と経緯を明かした。

本大会に向けて「どこで投げてもやることは変わらないと思う。見ていて、ワクワクさせられるようなピッチングをしたいですし、本当に自分の持っている力を全力で出すだけだと思っているので。それに向けてしっかり準備して臨みたいと思います」と力を込めた。

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