ロッテの吉井理人監督(57)が3日、沖縄・石垣島での春季キャンプで取材に応じ、長打開眼を目指している昨季盗塁王の高部瑛斗外野手(25)の起用法について言及した。

報道陣から「4番の可能性もある?」と問われ、「4番? いろいろな可能性はある。1番から9番まで、どこに納まるか楽しみ。塁に出てかき回してほしいし、バッティングもいいので打点をあげるのも期待したいので、コーチ含めて話し合いながら、どこがいいのか考えていきたい」と1、2番以外の打順も示唆した。

高部はフリー打撃で柵越えを連発した。「相手にとっても長打が打てると怖い。困ったらヒットが打てるような幅が利いた選手になりたい」。今オフに筋肉量も3キロ増量し、“走れる長距離砲”の理想を求めて強いスイングを構築中だ。【鎌田直秀】

【関連記事】ロッテニュース一覧